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未勝利苦しむ高梨沙羅が2位「応援がパワーに」

<ジャンプ女子ワールドカップ(W杯)蔵王大会>◇18日◇第1日(個人第8戦)◇山形・クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)

今季W杯未勝利と苦しんでいる高梨沙羅(22=クラレ)が、合計203・5点の2位で3戦ぶりとなる表彰台に立った。1回目92メートルを飛んで2位につけ、2回目も94メートルにまとめた。悪天候で前日17日の予選、この日の試技兼予選が中止となり、ぶっつけ本番で臨んだ大会で自国開催の意地を見せた。優勝はダニエラ・イラシュコ(オーストリア)で、今季2勝目。

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高梨が、大好きなジャンプ台で意地を見せた。1回目に助走速度この回3番目タイの86キロで92メートルをマークし、2回目は86・1キロの助走速度から94メートル。2回目92・5メートルを飛んだイラシュコに1回目の“貯金”差で逃げ切られたが、国内開催3戦目でようやく表彰台に届いた。

悪天候のため前日17日に中止になった予選はこの日も取りやめ。1回目が最初の飛躍とぶっつけ本番だったが、蔵王はジャンプ台別で最多7勝。12年にW杯初勝利を飾った相性の良さがある。「悪天候の中(観客の)皆さんの応援してくださる力がパワーになりました」と、まず「蔵王」に感謝した。

今日19日は団体第1戦も実施予定。日本は初めて行われた昨季2戦2勝と圧倒した。3連勝へ、エースとして期待がかかるが「調子は良くないですが、1つずつ前進していきたい。少しずつ自分に合うものが見つけられてきている」と前向きだった。

日刊スポーツ

 

 

一言コメント
今後が期待できそうだ。

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