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国の史跡「古墳」も損傷=警戒は引き下げ―熊本地震

熊本県和水町で最大震度6弱を観測した地震で、同町にある国指定史跡の江田船山古墳の石棺が損傷したことが4日、分かった。

ひび割れなどが複数確認されたといい、町の担当者は「貴重な財産なので早く復元できれば」と話している。

町によると、石棺は古墳の後円部中央にあり、中から出土した鉄剣や銅鏡など92点が国宝に指定されている。4日に調べたところ、石棺の屋根部分に約94センチの亀裂が見つかるなど、5カ所でひび割れ、4カ所で表面が剥離していたという。

同町は他に、公共施設や民家などの建物計48カ所で、ひびや天井のゆがみなどの被害を確認した。

一方、熊本県は同日午後5時に災害対策本部を廃止し、警戒態勢を引き下げた。県内の避難所は同2時時点で自主避難者がいなくなったが、和水町では夕刻から再び訪れ始めた。園川スミ子さん(86)は「きのうは怖くて寝られず、テレビを見ながら過ごした。家よりはよか」と、ほっとした表情で話した。

時事通信

 

 

一言コメント
今年も地震は多いのだろうか。

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