上場直前、戦略修正も=ソフトバンクの通信障害
19日に東京証券取引所への株式上場を控えるソフトバンクにとって、6日に発生した大規模な通信障害は大きな痛手となった。同社は上場後の新たな経営方針として、社員の4割を通信事業以外の成長分野に配置転換する計画を示していた。しかし、今回の大規模障害により、成長戦略は修正を迫られる可能性も出てきた。
親会社ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は配置転換について「(携帯料金の)低価格化に対応しながら、通信事業の増益を約束するため」と説明してきた。しかし、子会社ソフトバンクは2月に固定電話で通信障害を起こし、9月には契約者の受信メールの一部を勝手に削除する事態も発生。「通信大手とは思えない不手際」(総務省幹部)が続いている。
一言コメント
有利子負債、後継者の問題もあるしね。
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