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巨匠画家「ゴッホ」の写真…実は弟のテオだった

【AFP=時事】「ひまわり(Sunflowers)」などの作品で知られるオランダの巨匠ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)だと長年、考えられていた写真──明るい目をしたこの少年が、実は弟のテオ(Theo van Gogh)だったことが判明した。専門家らが29日、明らかにした。

アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)の発表によると、13歳当時のゴッホとして、これまで多くの書籍に掲載されてきた写真は、ほぼ間違いなく弟のテオが15歳のときの写真だという。

同美術館のアクセル・ルトガー(Axel Rutger)館長はAFPに「この発見によって、われわれの幻想が一つ減って、テオの写真が1枚増えた」と語った。

色鮮やかで激情的な自画像の油彩画で有名なゴッホだが、写真を撮られることには意外なほどの嫌悪を示していた。現存する写真はわずか2枚とされてきたが、今回の発見の結果、19歳の時に撮影された1枚だけになってしまった。

「もちろん、少し残念な気持ちもある。ビンセント・ファン・ゴッホの写真はほとんどないのに、これでさらに1枚減ってしまったのだから」と同館長。「だが一方で当然、常に真実を発見できることの方が私にとって喜びだ」

AFP=時事

 

 

一言コメント
ゴッホの写真嫌いすら知らなかった…

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