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<9月中間決算>KYB、特損数百億円 データ不正関連計上

 免震・制振装置の検査データ改ざん問題を巡り、油圧機器メーカーKYBは2018年9月中間連結決算で、関連費用として数百億円の特別損失を計上する方針を固めた。交換する装置の製造費や、工賃の現時点の想定額を盛り込む。

6日に発表する予定で、損失の詳しい内容や、改ざん問題の対応状況などについて担当役員らが説明する。

KYBは10月16日、免震・制振オイルダンパーの性能検査データを改ざんし、納品していたと発表した。国の基準や顧客との契約に適合しなかったり、その疑いがあったりする装置は、計980物件1万928本に上る。同社はこれら全製品を20年9月までに交換する方針だ。

ダンパーの価格は数十万~100万円程度で、同社は交換品の原価が数十億円になると試算。さらに過去の交換実績などから、建設業者などに支払う工賃を加えた数百億円を特別損失に計上する。ただ、一部の装置は建物の壁を壊して取り換えるなどの作業が必要で、費用は膨らむ可能性がある。

毎日新聞

 

 

一言コメント
決算の不正もしないように…

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