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<北九州>海外視察報告、複数市議がブログ写す コピペ否定

 北九州市議会の一部議員が海外視察で公務中に飲酒していた問題を巡り、問題発覚後に公開された視察報告書で、複数の議員がネットのブログなどの文章を引き写していたことが判明した。元の文章ほぼそのままの記述もあり、議員2人が16日、毎日新聞の取材に複数箇所での引き写しを認めた。一方、市議会は同日、飲酒問題への批判が相次いだことを受け、2年に1度続けてきた定例的な海外視察の廃止を決めた。

問題の視察は、議員8人と事務局職員2人の計10人が6月24日~7月1日にスペインとフィンランドを訪問。帰国後に手分けしてA4用紙194ページ分の報告書をまとめた。

報告書で、ある議員はスペイン・マドリードのプラド美術館の概要を説明する際、海外旅行専門のブログをほぼそのまま引き写した。議員は取材に「書き写したがコピー・アンド・ペーストはしていない。現地で日本語の資料が手に入らなかったのでブログを参考にした」と釈明した。

この議員はスペインの送電会社を視察した際の報告でも再生エネルギー関連企業のブログを引用していた。別の議員も取材に、ネットなどから引き写したことを認めた。

飲酒問題発覚後、視察費用の返還を求め住民監査請求をする方針を決めている市民団体「市民オンブズマン北九州」の会員弁護士は「引き写しは、主体的に調査する意思が初めからなかったことの表れだ」と改めて批判した。

毎日新聞

 

 

一言コメント
この人たち次の選挙も当選するのかな?

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