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通り一遍、疑惑晴れず=加計氏会見、1時間20分

加計学園の獣医学部新設問題をめぐり、学園の加計孝太郎理事長は7日の記者会見で、愛媛県が国会に提出した文書に記載された2015年2月25日の安倍晋三首相との面会を改めて否定した。

ただ、それを裏づける新たな根拠は示されなかった。会見は約1時間20分に及んだが、質疑は通り一遍に終始し、疑惑を晴らすには至らなかった。

6月の加計氏の記者会見は約25分で打ち切られ、愛媛県議会が説明責任を果たすよう求める決議を採択。再会見はこれに応える形で行われた。

愛媛県文書に記された首相との面会について、加計氏は「記録を調べてもらったが(出張・面会記録は)ない」などと説明。「記憶にも記録にもない」と語った前回の会見内容とほとんど変わらなかった。

15年2月25日にどこで何をしていたかとの角度を変えた質問も出たが、加計氏は「3年前で覚えていない」と返答。首相は同日、東京を離れておらず、首相との面会が困難な場所に加計氏がいた記録の有無を問う趣旨の質問もあったが、明確な回答はなかった。

終盤に記者側から、改めて会見を開いて詳しく説明するよう求める声が相次いだ。しかし、加計氏と同席した学園関係者は「検討する」などと繰り返すにとどめた。

時事通信

 

一言コメント
今回もスッキリしなかった…

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