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G20貿易相声明、「反保護主義」盛り込めず

【マルデルプラタ(アルゼンチン中部)=山本貴徳】主要20か国・地域(G20)の貿易・投資相会合が14日開かれ、全会一致の閣僚声明を採択した。声明は、貿易摩擦の回避に向け、「対話や行動を強化する必要性」を確認した。昨年、独ハンブルクで開かれたG20首脳会議で採択された「保護主義と闘う」との文言は盛り込まれなかった。

今回の貿易相会合は、米国と中国が互いに500億ドル(約5・5兆円)相当の製品に高関税をかけるなど、制裁と報復をエスカレートさせる中で開かれた。米国や中国などの閣僚は欠席した。

閣僚声明は、貿易摩擦の激化によって、国際貿易が「重要な岐路」にあると危機感を表明した。ルールに基づく多国間の貿易体制を維持するため、存在感が低下している世界貿易機関WTO)の改革を緊急に話し合う必要があるとの認識を示した。

読売新聞

 

 

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