スルガ銀行(静岡県沼津市)の岡野光喜会長(73)が辞任する見通しであることが27日、分かった。シェアハウスをはじめとする投資用不動産関連融資で、審査書類の改ざんなどの不正が相次いでいる問題を受け、経営責任を明確化する。岡野氏は創業家出身で、約30年にわたり同行のトップを務めてきた。
立ち入り検査中の金融庁は、企業統治(ガバナンス)が機能不全に陥り、不正横行を防げなかったとして、経営陣の責任を重くみている。弁護士らによる同行の第三者委員会も取締役会の責任を厳しく追及する構えで、月内にも報告書を公表する予定だ。

一言コメント
残る人たちも大変だ。
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