財務省理財局長に可部氏=国税庁長官は藤井次長
- 政治・経済
- 2018年7月25日
政府は24日、財務省の主計局長に太田充理財局長が就任し、その後任に可部哲生総括審議官を昇格させる人事を固めた。国税庁長官には、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で佐川宣寿氏が辞任後、職務を代行してきた同庁次長の藤井健志氏を充てる方針だ。月内にも閣議で了承し、発令する。
セクハラ問題で財務次官を辞任した福田淳一氏の後任には岡本薫明主計局長を昇格させる人事を既に固めており、次官級3人のうち2人が不在という異常事態が約3カ月で解消する。
可部氏は予算編成を手掛ける主計局が長く、将来の次官候補とされる。文書改ざんに関与しておらず、森友問題で信用が揺らいだ国有財産行政を担う理財局の立て直しが課題となる。
【時事通信社】
一言コメント
雨降って地固まるのかな?
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