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長期金利が急上昇=日銀「目標柔軟化」報道で―国債無制限買い入れ、円高・株安進行

週明け23日の東京市場は、「日銀が長期金利目標の柔軟化を検討する」との前週末の時事通信報道を受け、大きく動いた。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時、約5カ月半ぶりとなる0.090%まで上昇(債券価格は下落)。日銀は同日、特定の利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値」オペを実施した。

外国為替市場では、円相場が1ドル=110円台まで上昇。株式市場は一時前週末比300円超安となった。

債券市場関係者は「月末の金融政策決定会合までの間、長期金利は(これまでの)日銀の指し値オペ水準である0.11%に向けて何度か上昇するだろう」(銀行系証券)と指摘した。

為替市場では、前週末のトランプ米大統領による円安・ドル高を疑問視する発言を受けて円高・ドル安が進んだ。市場関係者からは「国内長期金利の上昇による日米金利差の縮小観測で円買い・ドル売りに拍車がかかった」(大手銀行)との声も聞かれた。

株式市場では、円高進行が嫌気され、日経平均株価が一時、前週末比314円72銭安の2万2383円16銭まで下落した。海外事業の採算低下につながる自動車や電子部品など輸出関連銘柄の値下がりが目立った。

時事通信

 

一言コメント
黒田バズーカが懐かしい。

 

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