【ニューヨーク時事】タカタ製の欠陥エアバッグ搭載車の所有者らが経済的損失の補償を求めて起こした米集団訴訟で、米フォード・モーターは16日、2億9910万ドル(約335億円)の支払いで原告側と和解した。
同訴訟の被告となった自動車メーカー7社のうち、ホンダ、日産自動車、トヨタ自動車、マツダ、SUBARU(スバル)、独BMWの6社は昨年までに和解済み。唯一協議を続けていたフォードが和解に至ったことで、所有者への補償問題は収束に向かいそうだ。7社の支払総額は約15億5400万ドルに上る。
【時事通信社】
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