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穴見議員の「ヤジ」で「ジョイフル」にも苦情が殺到

毎日新聞によると、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した6月15日の衆院厚生労働委員会で、「参考人として意見陳述した肺がん患者にやじを飛ばした」との報道を受け、自民党の穴見陽一衆院議員(48)=大分1区=が同21日、「不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわびする」と謝罪した。また、「参考人にやじを飛ばすのは極めて異例」としている。

この件で、穴見議員が現在も代表取締役相談役を務める東証一部上場のファミリーレストランをチェーン展開する「ジョイフル」(本社:大分市)では、しばらく本社への苦情や抗議の電話が鳴りやまないなど、対応に追われたそうだ。また、各店舗に対しては、今回の件での苦情があった場合、全て本社につなぐよう指示があったのだという。

ちなみに、従業員によるとジョイフルでは全面禁煙の店舗はわずかで、分煙店舗が大半なのだそう。

同社では現在、穴見議員の妻である穴見くるみ氏が代表取締役社長を務めている。なお、穴見議員は今回の件を受けて大分がん研究財団理事を辞任したとしているが、ジョイフルでの地位に変動はあるのか...今後の役員人事も注目される。

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