指紋採取の偽装で有罪判決 元警部補に熊本地裁
- 警察
- 2018年4月3日
容疑者の指紋を現場で採取したと偽り捜査報告書を作ったとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた、元熊本県警警部補の無職川添光修被告(58)に、熊本地裁(船戸宏之裁判長)は30日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
船戸裁判長は判決理由で「刑事司法の信頼を失わせる悪質な犯行」と批判。「事実を認め反省し、処分や社会的制裁も受けている」として、刑の執行を猶予とした。
判決によると、川添被告は熊本北署(現熊本中央署)の刑事1課鑑識係長だった2014年10月から、窃盗や暴行の事件で容疑者の指紋を現場で採取したと偽った捜査報告書を作った。
一言コメント
執行猶予では信頼は回復しないだろう。
本当にありがとうございました()custom writing