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カタルーニャ前首相、独で拘束=スペイン送還の是非判断へ

スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン前州政府首相が25日、ドイツのデンマーク国境付近で身柄を拘束された。

プチデモン氏の弁護人がツイッターで明らかにした。ドイツ当局は今後、スペイン送還の是非について判断するための手続きに入る。

スペイン最高裁は、独立運動を行った前首相らに対する国家反逆罪などでの「欧州逮捕状」をいったん取り下げたが、23日に再発付。ドイツ警察はこの逮捕状に基づいて身柄を拘束した。

ドイツ検察当局はDPA通信に「前首相は警察に拘束されている」と認めた。プチデモン氏はスペインの裁判で有罪判決を受けた場合、最高で25年の禁錮刑に処される可能性がある。

プチデモン氏は州独立の是非を問う昨年10月の住民投票後、スペイン当局から訴追されベルギーに逃亡。先週、フィンランドの議員に招かれて同国を訪問していた。プチデモン氏の弁護人によると、ベルギーに戻る途中で拘束された。

プチデモン氏率いるカタルーニャ自治州の独立派与党は、昨年末の州議会選で勝利した。しかしスペイン中央政府がプチデモン氏の首相再選に反対し、同氏は首相続投を断念。後任選びは候補者の身柄拘束などで難航し、首相は不在のままとなっている。

 

時事通信

 

 

 

一言コメント
何故ドイツを経由したのか?

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