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南北関係改善を歓迎=米朝対話にも期待―中国

韓国と北朝鮮が4月末の首脳会談実施で合意したことについて、中国は6日夜、外務省の耿爽・副報道局長が「歓迎を表明する。南北双方が和解と協力のプロセスを推進し続けるよう望む」とする談話を出した。

国営新華社通信は韓国大統領府の発表直後に速報し、高い関心を示した。

談話は、韓国大統領特使の訪朝が「前向きな成果を得た」と評価。その上で「中国は一貫して、南北双方の関係改善、対話を通じた安全保障問題の解決、朝鮮半島の非核化プロセスの推進を支持している」と強調した。

5日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の政治活動報告で、李克強首相は「国際的、地域的な緊張や紛争解決のため(中国は)引き続き責任ある大国としての役割を果たす」と強調した。習近平指導部にとってタイムリーな南北首脳会談決定は、両国に対話を求め続けた「大国外交」の成果と内外に宣伝する格好の材料になりそうだ。

一方、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向け、中国は米国など国際社会から北朝鮮に対する影響力を行使するよう再三求められているが、その力に限界があるのは明らか。中国は「問題を解決するカギは中国側にはない」(王毅外相)と突き放し、米朝の直接対話を望んでいる。ただ、これまでのところ米国は北朝鮮との対話に慎重で、中国の思惑通りに運んでいないのが実情だ。

 

一言コメント
北朝鮮と韓国は信用しない事。これが鉄則。

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