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海外旅行時に覚えておきたい!進化した「Google翻訳」の便利ワザ3選

海外旅行時に覚えておきたい!進化した「Google翻訳」の便利ワザ3選

新年が明け、「今年こそは海外旅行に行くぞ!」という人や、さっそく海外出張が待っているという人も多くいることでしょう。しかし、海外で困ること第一位と言えば、‟言葉の壁”。そこでおすすめしたいのが「Google翻訳」アプリです。

言わずと知れたGoogleの翻訳サービスですが、実は以前と比べて翻訳の精度が高まり、ますます使い勝手がよくなっているんです。“テキストを打ち込んで翻訳をする”だけの使い方ではもったいない。

そこで、知っておいて損はない、これさえあれば、海外も安心! 渡航先で役立つ‟Google翻訳3つのポイント”をご紹介しましょう。

■カメラを向ければ瞬時に翻訳「リアルタイムカメラ翻訳」

日本と同様に海外でも、標識や看板、空港や駅の案内表示などは数多くあります。しかし、何が書かれているのかわからないことがありますよね。

また、せっかく海外まで来たのだからおいしい食事をしたいと思っても、メニューが読めなくて勘で注文した、という経験をした人もいるのでは。

そんな場面で活躍するのが、「リアルタイムカメラ翻訳」機能です。これは、スマホのカメラで映した文章や単語を瞬時に翻訳して、スマホの画面上に翻訳を表示するもの。

使い方は簡単です。まずはアプリを起動して、カメラのアイコンをタップ。

▲初回のみ表示される

カメラへのアクセスを「OK」して、リアルタイム翻訳用のファイルをダウンロードします。

▲目のアイコンをタップすると、翻訳前と後で切り替わる

すると、スマホをかざした先の英語がパッと日本語に早変わり。いちいち手入力をしなくても翻訳されるので便利です。翻訳精度はまだまだ向上の余地アリですが、外国では単語の意味が分かるだけでも助かります。

翻訳言語を変えるときは、ホーム画面上部の言語をタップすれば言語が選択できます。リアルタイムカメラ翻訳を使用中に言語を入れ替えるときは、画面上部の「英語←→日本語」をタップして変更します。

ひとつ惜しい点を挙げるとすれば、現時点でリアルタイムカメラ翻訳が対応するのは38言語で、そのうち「英語から他言語への翻訳」または「他言語から英語への翻訳」のみに対応するということ。

そのため、「中国語←→日本語」などのようにアジア諸国の現地の言葉を日本語に翻訳したいときには使えません。この点は、今後のアップデートに期待しましょう。

■インターネット環境がなくてもOK「オフライン翻訳」

いざ翻訳アプリを使いたくてもネット環境がなくて使えない、となってしまっては宝の持ち腐れ。そんなときにも安心なのが、この「オフライン」での翻訳機能です。

リアルタイムカメラ翻訳機能やテキスト入力での翻訳は、オフラインでも使えるんです。オフライン翻訳用のファイルをダウンロードしておくだけで、ネット環境がない状態でも翻訳機能が使えます。

海外では、ネットが使えないだけで不安な気持ちになりますが、そんな状況下でも翻訳できると思うと心強いですね。

ただし、使えるのはそのふたつの機能のみで、次にご紹介する「会話モード」や、「手書き入力」での翻訳は使えないのでご注意を。

 

■お互いの言語をサクサク翻訳できる「会話モード」

現地の人と会話をしたいときは、2言語間の会話を通訳してくれる「会話モード」を使うのが便利です。

「会話モード」とは、2言語間をリアルタイムで翻訳し、読み上げてくれる機能です。

マイクのアイコンを一回タップすれば、いちいち言語を切り替えたりせずに、2言語の音声を認識してそれぞれ翻訳します。話すたびにマイクのアイコンをタップしなくていいので、会話をスムーズに進められるのが特徴です。

実際に使ってみると、海外で使いそうな会話、例えば「バス停はどこですか?」「電車は何時に来ますか?」「切符はどうやって買えばいいですか?」などの文章を素早く通訳してくれました。

私は海外で英語が伝わらず、やきもきすることが多々あったのですが、「Google翻訳だけあればもう何もいらないじゃん!」とさえ感じてしまうほど、翻訳精度の高さに驚かされました。

電子辞書と比べて、アプリはアップデートによりどんどん使いやすく進化していくのが魅力。スマホアプリを片手に、身軽に海外へ出かけてみてはいかがでしょうか。

(取材・文/中川美紗

一言コメント

どんどん進化するグーグルに期待したい。

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