エルサレム問題を協議へ 河野大臣、中東訪問へ出発
- 政治・経済
- 2017年12月25日
河野外務大臣は24日夜、イスラエルやパレスチナなど中東各国を訪問するため、日本を出発しました。
今月上旬にアメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定して以降、主要国の閣僚が現地を訪れるのは初めてです。河野大臣は日本時間の26日、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長と相次いで会談し、エルサレムの帰属問題などについて当事者間の交渉で解決すべきだという考えを伝える方針です。そのうえで、アメリカ政府がエルサレムを首都に認定したことについては懸念を示すものとみられます。さらに、中東和平の実現を両首脳に働き掛け、悪化する中東情勢の沈静化を図りたい考えです。このほか、河野大臣はヨルダン、オマーン、トルコを訪れる予定です。
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