「トイレ革命」で習主席、異例の「重要指示」
- 国際
- 2017年11月28日
中国の習近平(シージンピン)国家主席は、政府が進めている公衆トイレ美化運動「トイレ革命」について、更なる改善を求める異例の「重要指示」を出した。
中国国営新華社通信が27日、報じた。
中国の公衆トイレは間仕切りがなく、用を足す際、隣の人と顔を合わせることになり「ニーハオ(こんにちは)トイレ」とも呼ばれた。悪臭も強く、外国人観光客からは敬遠されてきた。
政府は2015年から、北京や上海などの観光地を中心に改善を進めているが、大都市でも古い集落や住宅街では自宅にトイレがなく、共用の古い公衆トイレが使われているケースも多い。習氏は重要指示で「庶民の暮らしの質で不足しているものを補うため努力すべきだ」と、トイレ革命の強化を指示した。
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