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全国2559の橋が通行規制 老朽化、財政難で改修遅れ

全国の自治体管理の橋の老朽化が進み、昨年4月時点で2559の橋が通行止めや片側通行などの規制をしていることがわかった。国が点検強化を求めたことで実態が次々と明らかになり、規制の数は8年前の2・6倍に。生活に影響が出ているが、財政上の理由で改修が進んでいない。

国土交通省によると、国管理や高速道路を含む約73万橋のうち、2016年度までに点検を済ませた橋は54%に過ぎず、今後の点検により、規制をかける必要のある橋はさらに増える可能性がある。

国交省は08年以降、73万橋のうち、自治体が管理する約66万橋について各自治体から規制状況を聞き取っている。その結果、老朽化などで通行が規制されている橋は16年4月現在で2559あり、前年よりも202増えた。調査を始めた08年の977の約2・6倍だ。

規制数が急速に増えているのは、12年の中央道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故を受け、国が14年から橋やトンネルの5年に1度の点検を義務化したため。点検により、裏面のコンクリート破損など見落としていた危険箇所が次々と明らかになっている。

 

朝日新聞デジタル

 

 

一言コメント
私立高校の無償化よりも上下水道や橋梁の改修のほうが先だと思う。

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