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改造ダンプ車検通す 自動車整備工場社長ら男3人逮捕 贈収賄容疑も視野に捜査 警視庁

違法に改造したダンプの車検を通したとして、警視庁交通捜査課は、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで、「大庭自動車整備工場」社長、大庭猛(59)=東京都稲城市矢野口=と、土木建築業「木下興業」社長、木下健二(43)=山梨県上野原市上野原=の両容疑者ら男3人を逮捕した。

逮捕容疑は、4〜5月、砂などを通常より多く積めるように荷台に「さし枠」という板を取り付けるなどして違法に改造した木下容疑者所有のダンプカー4台について、法定点検を行ったように装い、虚偽の保安基準適合証を作成し、車検証を得たとしている。大庭容疑者が「先代からの借金を返済する必要があった」と供述するなど、いずれも容疑を認めている。

同課によると、大庭容疑者の会社は国から「民間車検場」として認められており、7〜8月には121台の車検を不正に通し、約400万円の収入を得ていた。他社よりも料金を下げ、最短約30分で点検を終えることもあったという。

車検場の役員などは公務員とみなされ、警視庁は大庭容疑者が受け取った代金の一部が賄賂に当たる可能性もあるとみて、贈収賄容疑でも捜査している。

 

産経新聞

 

 

一言コメント
車検場の役員が、公務員とみなされることは知らなかった。

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