「イスラム国」、デリゾール奪還で主要都市失う
- 国際
- 2017年11月4日
シリア国営テレビは3日、シリア政府軍が、イスラム過激派組織「イスラム国」の東部最大の拠点都市デリゾールを奪還したと伝えた。
これで「イスラム国」はシリアの主要都市を全て失うことになり、支配地はイラクとの国境付近など一部を残すのみとなった。
同テレビなどによると、政府軍は、ロシア軍の支援を受け、ユーフラテス川西部にあるデリゾール中心部から「イスラム国」戦闘員を一掃し、周辺の油田やガス田も管理下に置いた。米国が支援する民兵「シリア民主軍」も、政府軍とは別にデリゾール周辺に進攻していた。
「イスラム国」は2014年にデリゾールを制圧。政府軍は今年9月、奪還作戦を開始していた。デリゾール県アブカマルなどは依然、「イスラム国」の支配下にある。
一言コメント
イスラム国、これで終わるのか・・・
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