拾得物の財布横領 巡査部長を懲戒免職「家の事情でお金が必要だった」 警視庁
警視庁は15日、交番に拾得物として届けられた財布を持ち去ったとして、業務上横領の疑いで逮捕された丸の内署東京駅前交番勤務の巡査部長(35)=すでに釈放=を懲戒免職処分とした。
警視庁によると、巡査部長は8月25日午後4時ごろ、交番に拾得物として届けられた現金約4万円などの入った財布を自宅へ持ち帰ったとしている。
財布の持ち主の千葉県の70代男性が交番に問い合わせて発覚。巡査部長は「家の事情でお金が必要だった。大変申し訳ないことをした」などと話しているという。
警視庁は「警察に対する信頼を損なう言語道断の行為。職員に対する教養を徹底し、再発防止に努める」としている。
コメントする