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トラック運転の男性を誤認逮捕 警視庁、改正道交法認識誤る

警視庁交通執行課は14日、道交法違反(無免許運転)の疑いで20代の会社経営者の男性=千葉県=を逮捕したのは誤認だったと発表した。男性は逮捕から2日後に釈放された。

同課によると、男性は8日午前、東京都台東区上野の路上でトラック(車両総重量約5・8トン)を運転中、違反となる進路変更をし、上野署員の取り締まりを受けた。その後、同署で50代の男性警部補が、男性が普通免許しか持っていないにもかかわらず、準中型免許が必要な同5トン以上の車を運転していたと判断。男性は同日、無免許運転の現行犯などで逮捕された。

しかし今年3月施行の改正道交法では、無免許運転ではなく反則切符の交付で済む「免許条件違反」に該当することが10日に判明。男性は同日釈放された。

男性警部補は「改正道交法の認識を誤っていた」と説明しているという。同署は男性に謝罪し、岡部広・交通執行課長は「職員の指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

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