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中国・四川省でM6.5の地震、100人死亡の恐れ

四川省中国南西部・四川(Sichuan)省の山岳地帯で8日午後9時20分(日本時間同10時20分)ごろ、マグニチュード(M)6.5の地震が発生し、少なくとも9人が死亡した。同国政府の推定によると、最大で100人が死亡した恐れがある。

米地質調査所(USGS)によると、震源地は同省成都(Chengdu)の北284キロで、震源の深さは10キロ。国営新華社(Xinhua)通信は四川省政府のまとめとして、これまでに9人が死亡し、164人が負傷したと報道。被災した地域は人気観光地で、死者のうち少なくとも5人は観光客だった。

だが中国の国家減災委員会(National Commission for Disaster Reduction)は公式ウェブサイトに投稿した声明で、被災地での2010年の国勢調査結果に基づき、死者は最大100人に上る可能性があると推計。初期分析結果として、住宅13万棟以上が損壊した恐れがあると発表した。

被災した九寨溝(Jiuzhaigou)県には、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage Site)に登録され、中国有数の知名度を誇る国立公園がある。新華社によると九寨溝国立公園では地滑りにより観光客100人以上が孤立したものの、死傷者が出たとの情報はない。【翻訳編集】 AFPBB News

 

AFP=時事

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