警察届け出後も詐欺被害=おい装う男らに2500万円―警視庁
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年8月9日
東京都千代田区の自営業の女性(81)がおいを装った男らに現金約1000万円を詐取され、警察に被害を届け出た後もさらに約1500万円をだまし取られたことが8日、分かった。
警視庁万世橋署は詐欺容疑で捜査している。
同署によると、妹の息子と名乗る男から3日、女性に「上司が金を持ち逃げし、自分の名前が出され大変なことになった。1000万円用意してくれないか」と電話があった。友人役の男が翌日自宅に来たため約1000万円を手渡したが、その後に妹と話し、詐欺であることに気付いて110番した。
女性は8日、警察と名乗る男から「詐欺に遭いましたね。家のお金を銀行に預けたほうが良い」と電話を受け、自宅に銀行員を装った男が来た。名刺も出さないため不審に思ったが、警察から電話があったから大丈夫だと思い、自宅にあった現金約1500万円を手渡した。
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