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東京出身「エチオピアの小室哲哉」シオタ氏人気

エチオピアの小室日本人の母とエチオピア人の父を持つ音楽家アベガス・シオタ氏(53)が、エチオピアのジャズ・ポップス界で活躍している。

作曲、編曲などで多くのアーティストに楽曲を提供しているほか、自身もキーボードを演奏、国内外で活発に公演活動を展開している。今後は「日本の音楽家とも連携し、新たな融合音楽を作っていきたい」と夢を語る。

東京生まれのシオタ氏は、1歳の時に父の故郷エチオピアに移住し、母親の勧めでピアノ教室に通った。子供の時にはよく日本に遊びに行き、ドラえもんなどのアニメに夢中になった。「親戚の子供たちとのカブトムシ採集も楽しかった」と振り返る。

その後、名門の米バークリー音楽大で学んだ。エチオピアの伝統音楽にジャズを融合した「エチオ・ジャズ」の父と称されるムラトゥ・アスタトゥケ氏(73)にも師事。作曲、編曲、演奏など、多くの音楽家と共同し、これまで400枚近いアルバムを手がけてきた。

今では、エチオピアのジャズ・ポップス界の中心の一人と目され、楽曲提供が多いことなどから在エチオピアの日本人から「エチオピアの小室哲哉」との声も上がる。アスタトゥケ氏も「彼は非常に才能があり、アフリカの音楽を世界に広める情熱を持っている」と評価する。

 

読売新聞

 

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