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大阪府警、劇毒物含む鑑定薬紛失…肌に触れただけで死亡の恐れ

大阪府警は7日、豊中南署員が、覚醒剤用の簡易鑑定薬5袋を府警本部の薬物対策課へ返却しようと運んでいた途中で紛失したと明らかにした。鑑定薬には劇毒物が含まれており、飲み込んだり肌に触れたりすると死亡する恐れがある。

薬物対策課によると鑑定薬は液体で、長さ数センチのプラスチック製の筒に少量入り、2本1組で包装されていた。覚醒剤の疑いがある結晶を筒に入れて、陽性かどうかを判定する。使用期限が切れ、返却の必要があった。今後の薬物捜査に支障があるとして、薬品名は明らかにしていない。

紛失したのは署刑事課の50代の男性警部補。5日午前11時半ごろ、5袋をポリ袋にまとめ、バッグのファスナーのない外付けポケットにしまい、大阪府豊中市にある署を計4人で出発した。

捜査車両に乗り、大阪市北区で事件捜査をした後、飲食店で昼食を取った。その後、同市中央区の科学捜査研究所を経由し、午後1時半ごろ本部に到着した際、鑑定薬がないことに気付いた。

 

SANSPOCOM

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