NHK、ネットのみでも受信料…TV同時配信
- 政治・経済
- 2017年6月28日
NHK会長の諮問機関「NHK受信料制度等検討委員会」(座長=安藤英義・専修大教授)は27日までに、テレビ番組を放送と同時にインターネットに流す「常時同時配信」が実現した場合、ネットだけで番組を視聴する世帯に対しても、受信料の負担を求めることが可能であるとの考えをまとめた。
答申案が、同日開かれたNHK経営委員会に示された。
答申案では、テレビを所有しない世帯は、総世帯の約5%とみられ、常時同時配信を利用した場合の負担のあり方は、受信料として求めていくのが合理的と指摘している。
国民的な理解を得るのに時間がかかることなどが予想されるため、一定期間、負担を求めない試行的な常時同時配信なども考えられるとしている。
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