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除染事業の宿泊費詐欺容疑、安藤ハザマ本社捜索

検察庁東京電力福島第一原発事故に伴う除染事業で、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」(東京都港区)が福島県いわき市と田村市から受注した事業の宿泊費を改ざんし、金額を水増しした領収書を両市に提出していた問題を巡り、東京地検特捜部は19日午前、改ざんや水増しを指示した担当者に対する詐欺容疑で同社本社の捜索に入った。

特捜部はすでに複数の同社関係者から任意で事情を聞いており、押収した資料の分析を進め、水増しの経緯や動機などの解明を進める。

同社の発表によると、同社は2012年にいわき市で、13年に田村市で除染作業を受注。作業員は同社の1次下請け会社側が運営する施設に宿泊し、この会社が安藤ハザマに領収書を渡していた。

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