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福岡大空襲から72年 追悼式に270人、不戦の誓い新たに

福岡大空襲から72年福岡市で2000人以上の死傷者、行方不明者を出した福岡大空襲から19日で72年を迎え、戦災記念碑がある博多区の冷泉公園で「市戦災引揚死没者追悼式」があった。遺族79人を含む約270人が参列。黙とうをささげて献花台に白菊を手向け、不戦の誓いを新たにした。

式では、遺族代表の安武悌二郎さん(80)が「奈良屋小に遺体がいくつも並んでいた。悲惨な光景は、当時8歳だった私の心にも克明に刻まれている。戦争の悲惨さを風化させることなく、後世に語り継ぎたい」と追悼の言葉を述べた。

高島宗一郎市長は「72年前の今日、多くの命が失われた。福岡市の発展にさらに尽力していきたい」と誓った。博多小の児童も参列し、6年の柳原咲太郎君(11)は「戦争では家族や家、学校、日常生活の全てを失う。当たり前にある幸せな毎日、大好きなこの博多の町を大切にしていきたい」と平和を願う作文を朗読した。

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