議会廃止して「町村総会」検討、総務省が研究会

高市総務相は１３日の記者会見で、高知県大川村が議会を廃止し、有権者が予算案などを直接審議する「町村総会」の設置の検討に入ったことを受け、７月に有識者による研究をスタートさせる考えを示した。

全国町村議会議長会の意見を参考に、運営上の問題点などを洗い出すほか、議会存続に向けた方策も検討する。

高市氏は「多くの町村議会で議員の担い手不足などの課題を抱えている」と指摘。論点として、総会の弾力的運用のほか、夜間・休日議会の普及策や町村議の選出方法の見直しを挙げた。