北ミサイル、脅威でない 米批判 プーチン氏
- 国際
- 2017年5月16日
ロシアのプーチン大統領は15日、北京での中国主導の経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力フォーラムに合わせた首脳会議後の記者会見で、14日の北朝鮮の弾道ミサイル発射について「ロシアにとって直接的な脅威とは考えていない」と述べた。
「北朝鮮に対する威嚇をやめ、平和的な解決を見いだすべきだ」とも語り、北朝鮮に軍事的圧力を強める米国を暗に批判した。インターファクス通信が伝えた。
トランプ米政権は、今回のミサイルの着弾地点が日本よりもロシアに近かったと指摘し、「ロシアが喜んでいないと想像できる」とする声明を発表したが、これを否定した形だ。
コメントする