華やか山笠、勇壮に糸田祇園
- 政治・経済
- 2017年5月14日
華やかな電飾に彩られた山笠が夜の町を練り歩く「糸田祇園山笠」が13日、糸田町で始まった。男衆の掛け声とともに無数の明かりが闇に揺らめき、観客を魅了した。14日まで。
時代絵巻の武者人形などが飾り付けられた山笠が主会場のフェスティバルパークに集結。かねや太鼓が鳴り響く中、ちょうちんや電球がともされ、男衆が山笠を担ぎ上げ、近づいたり離れたりを繰り返す「競り合い」を披露。祭りムードは最高潮に達した。
祭りは300年以上の歴史があるとされ、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願し毎年この時期に開かれている。最も大きな山笠は高さ約9メートル、重さ2トン。14日は午後7時ごろ、山笠が同パークに集まる。同パーク近くと「道の駅いとだ」を往復する無料シャトルバスを運行する。
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