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西日本FH“減収減益” 谷川社長「過酷な環境」

昨年10月発足した西日本フィナンシャルホールディングス(FH)は10日、平成29年3月期連結決算を発表した。売上高にあたる経常収益は1458億円、最終利益は222億円だった。

FH傘下の西日本シティ銀行の前期連結決算と比較すると、経常収益は5・9%減、最終利益も17・5%減だった。

貸出先の債務者区分変更による信用コスト増加や、マイナス金利政策で余剰資金運用が難しくなったことが響いた。

30年3月期の連結業績も経常収益1425億円、最終利益200億円と減収減益を予想する。

西日本FHの谷川浩道社長は「過酷な環境だが、現場は努力している。3年後の最終利益230億円を目指し、グループ総合金融力の進化に取り組む」と述べた。

産経新聞

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