データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

警察署で8500万円盗難=金庫内の証拠品―広島県警

広島県警は9日、広島市の広島中央署内の金庫で保管していた現金約8572万円が盗まれたと発表した。現金は証拠品として管理していたといい、県警は内部による犯行も視野に入れ、署員から事情を聴くなど窃盗容疑で捜査を始めた。

県警によると、盗まれたのは広域詐欺事件で押収した現金。1階の会計課にある金庫で保管していたが、8日午後8時ごろ同課員が確認したところ、無くなっていることに気付いたという。

この金庫は本来、遺失物などの保管に使われ、証拠品は扱わないとしている。鍵は会計課長が管理する決まりだったが、県警は当時施錠されていたかどうかについて、「捜査に支障がある」として明らかにしていない。

同署は、市の中心部に位置し、県警本部の隣にある。地上5階、地下1階建てで、350人余りが勤務している。

山田博実・広島中央署副署長の話 警察施設内で盗難事件が発生したことは、誠に遺憾。捜査を尽くして真相究明に努めたい。

時事通信

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。