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仏ボルドー、霜でブドウ畑に被害 収穫量半減の恐れ=ワイン業界団体

ワインの生産で名高いフランス南西部ボルドーで、4月末に発生した霜による被害でブドウの収穫量が約半分に減る恐れがあることが分かった。ワインの業界団体が6日明らかにした。

ボルドー・ワイン生産者協会のベルナール・ファルジュ会長によると、コニャック、ベルジュラック、ロット・エ・ガロンヌ地方も被害を受けたもよう。会長はロイターに対し「ボルドーワインについては、約50%減ると推定している。被害は、つぼみがどの程度再生するかによる」と述べた。

下請け業者への影響も含めると、被害総額は10億─20億ユーロ(約1237億─2474億円)と見積もられており、ワイン生産は約3億5000万本減る見込みだという。

霜による被害状況は地域によってまちまちで、被害が15―30%にとどまる生産者もいれば、全滅の恐れにさらされている生産者もいるという。生産者はろうそくやヒーターの利用に加え、ヘリコプターから温風を送るなどしてブドウを救おうとしている。

ロイター

 

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