データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

「ドア開けたら火の海」=全焼アパート住人ら―北九州

北九州「部屋のドアを開けたら火の海」「下着のまま飛び出した。頭には火の粉が降ってきた」。

北九州市小倉北区の火災で、全焼したアパート1階に住む建設作業員の男性(66)は命からがら逃げ出した様子を生々しく語った。

男性によると、自室でふと目を覚ますと天井の端あたりが炎で赤くなっていた。慌ててドアを開けると横の物置が激しく燃えており、そのまま何も取らず火の粉の降る中、廊下を駆け抜け玄関から外へ出た。病院には搬送されなかったが、頭頂部が赤く腫れ、痛むという。

アパートのすぐ裏の実家に帰省していた福岡市博多区の会社員女性(50)は「風が強く、火の粉がものすごい勢いで降ってきた。家族4人で逃げ、ご近所の知り会いに声を掛けるのが精いっぱいだった」と話した。

現場から約200メートル離れた家に住む無職男性(73)は「風で飛ばされた大きな火の粉が、隣の庭の木の上で燃え、わが家の屋根にも落ちた。ホースで懸命に水を掛けた」と話した。

時事通信

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。