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弁当宅配時に詐欺注意喚起 署と企業協定

振り込め詐欺の被害を食い止めようと、茅ケ崎署は18日、同署管内で弁当宅配サービスを展開する「ハーベスト茅ケ崎寒川営業所」と連携する協定を結んだ。弁当配達時などに注意を促すチラシを配り、被害拡大を防ぐ。

弁当宅配同署管内での、今年の振り込め詐欺認知件数は県内ワーストの46件(前年比27件増、17日現在)。被害総額は1億416万円に上る。同署は「直接、住民の方と接する機会のある同営業所の力を借りたい」と協力を呼び掛け(1)被害が多い60歳以上の世帯に注意喚起シートを配布する(2)特殊詐欺などに関する情報を知り得たときは同署に通報する-といった協定を結んだ。

同営業所は、茅ケ崎市、寒川町の約900世帯を対象に宅配サービスを展開。そのうち、270世帯が65歳以上の住民だという。協定を結んだこの日、宅配の利用者にチラシを手渡した同営業所所長代行の内田優江さんは「振り込め詐欺は他人ごとではない。地域の人を見守り、被害を防止できるよう呼び掛けていきたい」と話していた。

 

カナロコ by 神奈川新聞

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