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偽のがん治療薬を販売か、スペインの大学教授ら7000万円荒稼ぎ

AFP=時事】スペインの大学教授2人らが偽のがん治療薬を販売し、60万ユーロ(約7000万円)を荒稼ぎした容疑で起訴された。警察当局が11日、発表した。

警察当局が発表した声明によると、薬には「治療効果」がまったくなかったという「被害者からの十数件を超える訴え」があり、ある被害者は「自分の娘の治療のために2万5600ユーロ(約300万円)以上を支払った」という。

また地中海(Mediterranean Sea)のマヨルカ(Majorca)島パルマ・デ・マヨルカ(Palma de Mallorca)の警察当局の報道官はAFPの取材に応じ、拘束された容疑者のうち2人はバレアレス諸島大学(University of the Balearic Islands)の教授だと述べたが、身元や大学で何を教えていたかなどについては明かさなかった。

他にも3人の容疑者がおり、うち2人はある施設の研究室に勤務していたという。

容疑者たちはインターネット上でがん治療薬の広告を展開し、「自分たちの職業的立場によってもたらされる学術的および専門的認識を利用した」疑いが持たれているという。警察当局は容疑者たちが販売していた薬について、認可を受けていないただの「偽薬」だとの見解を示している。
【翻訳編集】AFPBB News

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