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架空請求で486万円被害

八戸署は2日、青森県八戸市内の60代の会社員男性がサイト料金未納名目の架空請求詐欺に遭い、複数の銀行の個人口座に3週間で計36回にわたって現金を振り込み、合計486万円をだまし取られたと発表した。

同署によると1月11日、男性の携帯電話に「ジーワン」という会社の「オイカワ」を名乗る男から、「ネットの利用料金10万円がある。延滞料金4万円と合わせて合計14万円になる」などと電話があった。男性は男の話を信用し、市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から指定された個人名義の口座に、計2回にわたり計14万円を振り込んだ。

同月18日には「ジーワン」の「オザキ」を名乗る男から「ホクシンキカクという会社のサイトとも契約がある」などと言われ、ホクシンキカクに電話したところ未納料金を請求された。このことをオザキに伝えると「90万円をうちの口座に振り込んでください」などと言われたため、男性は計9回にわたって同市内の銀行のATMから計9回、合計90万円を振り込んだ。

その後も、オザキやホクシンキカクの社員、ジーワンの社長を名乗る「イノウエ」の男らから複数回にわって「もう一つ利用している。解約するならお金を払って。このままだと裁判になる」などと電話で言われた。男性が同月31日までに振り込んだ額は合計486万円に上った。
不審に思った男性が1日、八戸署に相談し詐欺だと気づいた。

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